及川浩治さんのピアノリサイタル@サントリーホールへ行ってきました。
来月、PARISにあるドビュッシーの生家へ行こうと思っているので、
生演奏を聴いた後に、生家へを訪問できたら、感慨もひとしおなのではないかと!

今年はドビュッシー生誕150周年ということで、
関連したピアノコンサートが日本でもいくつも行われているのです。
ドビュッシーで調べているので、ピアニストが誰が好みとかも、
よくわからない状態で、チケットを買っています。
来週は、女性ピアニストのリサイタルへ行こうと思っています。

東京に住んでいる利点は、コンサートの数がかなり沢山あるってことです。
「今日、行きたい!」と思えば、当日券でも入れますからね。

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及川浩治ピアノ・リサイタル2012<ベートーヴェン、ショパン 最後のソナタ>

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J.S.バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
J.S.バッハ(ブゾーニ編):われ汝に呼ばわる主イエス・キリストよ
J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
ドビュッシー:月の光、月光の降り注ぐテラス、金色の魚、花火
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
(アンコール)ショパン :ノクターン第20番(遺作)

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参考youtube


サントリーホールは、ステージを囲むような作りになっていて、
今日座った席は、演奏の後姿を臨める席でした。

体の動き、手の動き、息遣いなどを感じられました。
途中、椅子に1/3くらいしか座っていない状態になられていたので、
相当指の方が動いていたのだと思います。

及川氏の演奏は、とても力強いかと思ったら、pianoのところは、
ためて小さい音になっていたり、全体的に切れ味のある演奏に感じました。
それに、信じられないほどの指の動き。
最後の音が消えるまで、鍵盤に指を置く姿も印象的でした。

ホールを出たら、「右手の音がさ・・・」と、考察しているお客様の声が
聞こえてきたので、もっと、色々聞こえていたのでしょうね。
うらやましいです!

及川氏のプロフィールには、「4歳からピアノを始め」と書かれていました。
私も同じく4歳からです。しかし、14歳位で辞めてしまいました。
今は、キーボードをピアノのように叩いています。笑

私の生涯の中で、一番長いのが今のところピアノと言うことですね。
コーチの仕事を継続すれば、10年の壁、今度はきっと通過するでしょう。


今日は、何と言っても、ピアノリサイタル初心者の私としては、
「ピアノの生演奏の中で眠りたい」願望がありまして、
ベートーヴェンのときに、実行しました。 笑
贅沢なひと時でした。♪

プロに触れることで、何か触発されることもある気がします。
とってもよかったです。