前回のレッスンで、音が出ているかよりも、言葉が伝わるかどうか?
に意識を向けられたことによって、今回歌ってみたら、伝わり方が全然違ったことに
先生もびっくりされていました。宝地先生の気付かせかたは、本当にすごいなと思います。
ということで、『Everything』は、終了することができました。


次もまた、MISIA。

7月の川口湖ステラシアターでのMISIAのコンサート。
この歌を4000本もの揺れるキャンドルのなかで、聴いたのです。
涙がすーっと頬を伝って流れてくるほどのロマンチックナイトで、今でもMISIAのこの曲を聴くと、
そのときの気分にふと浸れるほど、私の感覚の中に、まだ残っています。

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『眠れぬ夜は君のせい』です。



宝地先生は、聴いたことある・・・くらいでしたが、
ピアノを弾きながら、教えながら、「なんか、この曲すごくロマンチックでいいね!」と
しみじみとおっしゃっていました。


1回目のレッスンは、リズムがまだ浸透していない個所があったので、
そこを重点的に行いました。

■3連符、何を言っているか、わかるようにするために。

「ふれる かたに まだ とまどうから」のところです。
3連符が1小節の中に3つ入っていて、
カラオケで歌う時は、なんとなく流していたのですが、
やっぱり、歌えていなかったわけです。

流して歌ってしまうと、「何言っているの?」という状態に。
言葉を意識して歌うと、聴こえてきました。

れる たに まだ まどうから」
と意識してみます。


■「が」の歌い方。
「よるのとばり 
鼻濁音にするために、「んが」と歌う。


■「を」の歌い方。

歌によってかもしれませんが、この歌の出だしのほうの、
「ふたり つつんで」のところの「」は、「」と歌うと、
「つつんで」につながりやすかったです。

「まどのそとに めむけた」
ここも同様です。


それにしても、前回の気づきがすごすぎて、
「わかっちゃったもんね〜」というノリがでてきてしまいました。(笑)

結果的に感情をこめて歌っているように聞こえる原因として、
言葉が伝わるように、1つ1つ丁寧に、最初の語を意識して歌う。
それだけでも守ってみると、見違えるのですね。