Paris5日目。晴れ。『ガイドブックにないパリ案内』の本にあった、Parisで一番美しい公園と1920年代のParisを感じる建築を見に行くことにしました。

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 地図で言うと右上19区と左下16区とParisを対角線に移動する距離です。少し無謀かとも思われたのですが、所要時間を検索すると40分くらいの距離。普段の東京なら「えー40分も!」ということになりますが、旅行となると距離感がマヒするようで、歩くのも「30分くらいなら歩いちゃえ」とか、そういうやる気みたいなものが起きてきてしまい、私は、歩くことがとにかく好きなので、カフェには1回レストルーム休憩のため入るくらい。なので、1日15キロくらいは歩いていそうな気がします。目的地にストレートにいくことを好まず、寄り道優先になってしまう性格だから、そんな自分につきあいます。

 ブログを書いて、午前11時にホテルを出発。まずは、ランチということで、去年に行きそびれたルーブルあたりにあるフレンチビストロのランチコースのお店にしようかと12時に合わせて行ったのですが、土曜日はお休み?のようで…。あたりにたくさんお店があったので、雰囲気が好きそうなお店に入ることにしました。

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 思わず、入ってしまったのが、こちらのガレットやさん。ずっと前からあるような店構え。中をちらっとのぞいてみると、なんとも素朴な壁画が見えました。

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 コース料理を食べようと思っていたので、少々量も栄養も少ないことは否めませんでしたが、シードル(りんごジュース)、タマゴとハムとチーズのガレット、チョコレートトッピングのクレープでお腹いっぱいになってしまいました。まさに、フランスのママの味と言った感じです。ガレットを焼いてくださったマダムも感じのいい方で、気分はブルゴーニュです。

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★ビュット・ショーモン公園 メトロ:biz Butte Chaumont駅

 地上出口への階段を上っていると、空の色と木漏れ日が差し込んできて、まばゆい秋の光を放っていました。

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 公園へ入ると、上ってくださいと言わんばかりの、小高い丘のようなものが目の前に見えました。早速、上ってみたのですが…。絶景はここではないようです。

 またまた歩いていると、岩が見えてきました。きっとここだろう! と登ってみることに。
 くるりと螺旋を描いたステップをずんずんとあがっていくと、絶景にたどり着きました。

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 サクレクール寺院を遠くに臨めます。この岩山は高さ55メートルもあり、ピサの斜塔と同じくらいの高さなのだとか! 公園にポンとこんなものがあるとは…。ちょっと不自然で、何でだろう? という感じもしましたが、ここに座っている人、危ないですけど、気持ちよさそう!

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 岩山を降りたら、今度は赤い吊り橋がみえてきました。川と言えばセーヌ川くらいしかないのに、こんなところに水が流れているのも何でだろう? 

 次に、ガイドブックに掲載されていた、岩山を下から見た図や、鍾乳石もまだ見つけられていなかったので、そのまま道なりに公園内を歩きました。途中、白鳥やカルガモが心地よく水浴びする光景や、マラソンランナーにもたくさんすれ違いながら。
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 だんだんと、岩山が大きくなってきたところで、向こうのほうに滝?と鍾乳石が見えてきました。
かなり、圧倒されるほどの大きさで、思わず「おおおおお!!!」と、なりました。

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 Paris市内にこんなもんが!!!と思ってガイドブックを開いてみると、全ての謎が解けていきました。ここ流れている水は、サンマルタン運河から引いてきたもので、滝も人工的につくられたそうです。

 やがて、岩山の全形が姿をあらわにしました

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 そもそもここは、採石場の跡に作られた公園だったとか。中世のころは首吊りの処刑場だったそうなのです。そんな廃墟を蘇られたのはナポレオン3世。すべてはデザインされてつくられた公園というわけです。
 鍾乳石も鉄筋コンクリートで作られたものだそうです。とっても冒険心をくすぐられる、アトラクション的な公園でした。マラソンの人たちも、アップダウンをきっと楽しんでいらっしゃるのでしょう。


★アールヌーボー建築めぐり
 さて、次は一気に地図の左下の方、メトロ9番線 Jasmin駅へ。
 16区ということで、高級住宅街です。背の高い建物が、びっしりと道に並んでおり、迫りくるものがありました。ガイドブックの写真に掲載されていた、ちょっと変わった建物、ギマール邸を見に来たのが目的です。(ギマールは、フランスの建築家で、同国におけるアール・ヌーヴォーの代表者)

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ガイドブックにあった場所へ、行こうとするのですが、うまく地図感覚がつかめず、見つけられたらラッキーくらいな感じで散歩することに。いつものParisとは違う建物に囲まれる気分が好きです。

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 お茶休憩をとって、1つくらいは、建物を見つけられないと、あまりにも来た意味ないので、駅の方向へ戻りながら歩いていると、ようやく発見、ギマール邸でした。窓の配置とか面白い。あれ?上の窓は付け替えらているのかな? 居住者がいらっしゃるようですね。
 

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 街自体が展示会場のような、楽しい散歩道でした。そろそろ駅に戻ろうかなと言うところで、雨が降ってきました。

★チュイルリー界隈

 地下鉄を出ると、雨はやんでいました。いつ雨が降り出すかわからないから、傘は毎日手放せないParisです。

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 先ほど、アールヌーボー建築を見たばかりとあって、早速2区でも変わった建物に目が行きました。

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 昨日通った気になっていた靴やへ行ってみることにしました。チュイルリー駅付近のコレットの隣の靴やです。
 手前のコレットで、2014年手帳をGETしました。一言日記用なので、1日の余白がまあまあある小さな手帳をさがしていたら、白い余白のある手帳を見つけました。この余白の取り方は珍しいです。

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 中央に「14」とだけあります。

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 それにしても、相変わらず大混雑のコレット。
 お隣の靴屋へ。

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 中に入ってみて、私の気になった靴を早速サイズ確認。1つはサイズがもうなくて、もうひとつはありました。その、もう一つのほうが本命だったのでよかったよかった。こういうとき、つい2つのうちどちらかを決めたくて、2足履きたいものを言ってしまうんですよね。(笑)

 履いてみると、ちょうどいい感じです。1日考えてみて実際に履いてみてよかったので、これにしました。

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 お会計の際、「このブランド知ってましたか? 1950年からのパリのブランドなの。すべてレザーの靴なんです」と店員さんが。とても柔らかいレザーを使用しており、履いてみると伝わってきました。レザースニーカーは、すこしマダムすぎるイメージを持っていたのですが、こんな風にスタイリッシュなものは、日本ではあまり目にしたことがなかった気がします。ここは毎年チェックですね。これならば、スカートのときでも、アリです。パリジェンヌの足元をチェックしておいてよかった!良い買い物ができました。

 てっきり、先日デパートでもチェックしたアルファベット「P」から始まる英国ブランドかと思いこんでいたら、こちらも「P」から始まるけれどフランスのだった。しかも、デザインも似ている。ちょっと違うのもあるのかな? なんて思いながら試着していましたが、全く違うものだったんですね。ブランド名と外国人俳優の名前を覚えるのは本当に苦手です。
 
 デパートにディスプレーされていた感じよりも、スタッズがスモーキーな色であり、後ろが星型にスタッズがデザインされているのも違うから、おかしいな〜とは思っていたんですが、皮の感触もデザインも、フランス製のほうが個人的には好みです。
 突然の雨の多いヨーロッパならではのレザースニーカー。早速ベルギーで履こう。

PATAUGAS

 お店を出ると、夕焼けどき。交差点の真ん中。オペラ座へ続く道がとても美しかったです。自転車は路上を走らなくてはいけないので、自転車の女性は、そんなわけで車道に居ます。

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 夕食は、色々迷ったのですが、昨日と同じ「さぬき屋」へ。せっかくフランスに来たのだから! とか、食事に関しては、服飾ほどあまりこだわらない私は、個人的に好きな「かつ丼」でほっこりしました。

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