すっかり愛読書となった『TOM GATES』。ハマったっ原因を考えてみると、『ちびまるこちゃん』を彷彿させます。まるちゃんは、「あたしゃ…」と、自虐的なところがありますが、トムは、前向きなズル賢さ。毎日不機嫌のお姉さんを困らせることに生きがいを感じているし、クラスの意地悪マーカスに、トムも意地悪をする。周りの大人たちにも、嫌なことを遠回しに答えたりもできるし、親友と「ドッグゾンビーズ」というバンドも組んでいたり、観察力の鋭い、小技のきいた小学生です。

image

 それで、その著者のHPを見ていたら、日本語訳があることを知り、アマゾンで購入しました。まだ2冊分だけなのですが、それに合わせて英語版も購入したので、英語、日本語というように交互に読んでいます。

image

 やはり日本語となると、訳されていないところも発見してしまうのですが、日本の小学校と違う文化もあるので、日本の小学生が読んでみたら、きっと面白いと思いました。

image
 
 実際に、この本をロンドンの英会話のインストラクターに見せたら、「スクールフォトデー」といって、毎年1度写真屋が写真を撮りに来る日のことが書いてあったのを読んで、思い出していました。  
 写真を撮る前に、みんなクシで横わけにされて、身長に合わせて回転いすで椅子の位置が調節されたところで、はいチーズのようです。工場のようだよ!と言っていました。(笑)

 実際に日常で使う英語で書かれているので、試験のための勉強でない私には、楽しいテキストになっています。何度も同じ単語に出会うので、読むごとに自然に覚えられていくことを願っています。