羽田空港から直行便で12時間半かけてドイツのミュンヘンに到着し、そのあと観光バスで2時間、オーストリアのザルツブルクへ。そこからスロベニア、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、オーストリア、ドイツへと移動していくのが、今回の旅です。私、母、母の友人と3人でツアーに参加しています。
 クロアチア、スロベニアは、2か月前まで完全にノーマークだったのですが、ツアー会社の旅行説明会で知って、画像検索してみたら、アドリア海のブルーの海とオレンジ色の屋根の美しい風景、ブレッド湖の教会の重い鐘を鳴らすと願いが叶うという伝説に心奪われました。
 そこに立ったとき、どんな気持ちになるのか? 想像の世界だけでは未知すぎる感情を味わって見たいと思いました。

★スロベニア周遊

 10月29日朝9時出発。宿泊のために来たオーストリアのスタイリッシュなホテルを後にして、メルセデスベンツのツアー車に乗り込みました。バスの椅子の素材はブラウンのレザーで、外見はオールブラック?!日本だったら完全に怪しいでしょう。長さ13メートルもある大型バスです。

★ホテル周辺は閑静な住宅街
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 オーストリアの高速を通りながら、日本よりも明らかに高い山々の連なりが見えてきて、雲が晴れたときに、それらはアルプス連峰だったことを知って納得です。積雪のあるアルプスは、少し遠くに見えているけれど、越えられない高い壁のように険しく立ちはだかっていました。

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 曇り空も次第に晴れに変わっていき、テンションも上がります。途中のドラブインで一つだけチョコを買い込んでバスに戻りました。しばらくして、「はい、いま国境を越えました」と、添乗員さんがアナウンスしただけで、何も起こらずスムーズにスロベニアゾーンに入っていきました。
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 ランチタイムは、魚料理「マス」をいただきました。日本でも食卓というよりも、湖がある場所なんかに行くと食べるお魚というイメージです。レモンと名物のソルトをかけて、さっぱりといただきました。母があまりにもきれいに食べ終わっていました。
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レストランの駐車場への道でも、日本とは違う光景にしばし足を止められます。日本では見なくなった公衆電話もあったり、何気なく植えてあるバラの花が、ちょっと枯れていたけれど、返ってそのさまが、建物雰囲気とよくお似合いだったり、いろいろな風景を切り取りながら、バスに戻りました。さらに1時間バスに乗り、本日のメインのブレッド湖へ。
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★ブレッド湖

 天候は曇り、気温10度。風がなく静かな湖です。雨で葉がすぐに落ちてしまいがちというヨーロッパの紅葉ですが、いままさに見頃を今迎えたところのようです。
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 湖に浮かぶ島のある教会へは、手漕ぎボートで行きます。定員15名くらいのボートを、一人の男性がゆっくりと漕いでくれます。静けさの中をゆっくりとボートが進み、だんだんと島の教会が近づいてきました。湖面にそのまま教会が鏡のように映りこみます。
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 10分くらいして島につくと99段の階段を上がります。ここの教会で結婚式を挙げるカップルは、この階段を新郎が新婦をお姫様だこしてのぼるという風習があるようです。新郎は筋トレに、新婦はダイエットに励むとか。でも現実的に美女と野獣の野獣状態でないと無理ではないでしょうか。(笑)

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 ブレッド島に立つ17世紀のバロック建築の教会。そこの重い鐘を鳴らすことができれば、願い事がかなうという伝説があるようです。ツアーの人順々に鐘を鳴らしていきます。女性でも1,2,3っとエイッといけば、鐘が鳴っていました。私の前の男性が、「上に綱が行ったタイミングで引くと、鐘が鳴るよ」と私に教えてくれたので、思いっきり「えい!」とやると、別にそんなに力を入れなくても大丈夫だったようです。(笑)母の友達のAさんがビデオをとりながら笑っていました。その鐘の音は、相当高い位置で鳴っているようで、内側では聞こえにくいのですが、外ではゴーンと太く響きよく聞こえていました。みんなの願いが叶うでしょう☆
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 再びボートで戻りまして、1時間ほど自由時間となりました。私と母は湖畔の白いベンチに座って移り行く景色を眺めていました。

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 紅葉で少し霧がかかったブレッド湖に浮かぶ島の教会は、幻想的でロマンチックです。霧の位置が移動するたびに、見え方が変化していきます。そこにボートが通ったり、白鳥が通ったり、カルガモが通ったり。無限の景色の組み合わせが旅人の心を癒してくれました。
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 そして湖畔のカフェでスウィーツを。カスタードと生クリームの上にパイ生地ののった、さくふわっとしたケーキとアルプスからくる天然水成分が含まれているであろうカプチーノを美味しくいただいて。
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行き交う車のライトが照らされる頃、ブレッド湖を後にしました。

★ブレッド湖 動画撮影しています。