「なぜ、バレエダンサーたちの姿勢は美しいんだろう?」。先月、姪のバレエの発表会へ行き、バレエダンサーたちの姿勢の美しさに、私は毎日の姿勢を改善し始めました。自分との違いを考えて分かったのは、ヒップをひっこめる感じを意識して立っているということです。バレエを習っている母が言うには、「一番と五番」のポーズがそれにあたると言っていました。

 ヨガをするときにも自分が弱いなと感じていたのは、背伸びをして立つポーズのときです。外側に持っていかれて、ヨロヨロします。これは内側の筋肉が鍛えられていないんだなと感じました。その後、エレベーターホールの鏡で自分の立ち方を横から見ると、明らかに前傾気味だと客観視。このまま筋肉を鍛えず、歳をとっていってはヤバイ! 
 ということで、ヒップに力を入れて、おなかをひっこめる感じで立つこと、歩くことを意識しだしたら、なんとO脚が改善傾向にあることに気づきました。ヨガでもつま先立ちのときのフラフラが少なくなってきました。姿勢は筋肉を作ることで、改善される部分もあるのでしょう。希望を持ちました。(笑)

 普段使う筋肉は維持できるけれど、使わない筋肉は意識しないと衰える一方。そんな発見があったので、今日のバレエ&ピアノリサイタル+バレエダンサーによる身体の話は、大変興味深く拝聴しました。

 農耕民族であった日本人、狩猟のため馬に乗っていた欧米人。普段の習慣の違いから、日本舞踊とバレエの違いも出たというのです。つくづくなるほどなと思いました。

 そんな話を聴いたあとの、ピアノ伴奏によるバレエパフォーマンスは、より説得力がありました。ピアニストによると、バレエの振付に合わせた演奏はソロピアノを弾くときと違うものだそうです。

b 同じショパンを、ソロピアノとバレエ×ピアノと聴きました。素人の感性なので、きっと本当はもっと綿密な何かがあるのでしょうが、どちらかというとバレエの伴奏となっているときのほうが、ピアニストも体が動いている感じに見えました。ジャンプのタイミング、クライマックスのリズミカルな動き、優雅な動きなど、踊りを引き出すような感じがしました。ピアニストがバレエをやっていたことのある人ならば、よりわかりやすいのかもしれません。きっといろいろなご苦労があったのでしょうが、こちらは完成品だけ見せていただくわけで、当たり前にできているように見えました。プロはやっぱりすごいですね。
 私もプロでありますが、「即興」のようなジャンル。こうして、決まった振付があり、楽譜があり、それを忠実に精度高く作り上げていく芸術というのは、難しいんじゃないかと感心しました。
 母は、バレエをやっているので、私と見どころも違ったのでしょうが、ダンサーが日本人でありながら、恵まれた体系で、本当に美しかったと感動していました。本当に日本人なの? と疑っていました。(笑)ポルトガル〜イギリス〜フランスでバレエを習っていたダンサーだからというのもあるのかもしれませんね。

 バレエとピアノ。とても息が合っていたのは、バレエ姉とピアノ弟という組み合わせもそうさせていたのでしょうか。素晴らしいプロフェッショナルな舞台でした。

 「美しいものに触れることで感受性のセンサーが引っ張り出される」と、今週のうお座の星占いに書いてありました。美しいパフォーマンスをありがとうございました!