ある番組で、日本のベストビーチ1位に選ばれていたのが、「与論島の百合ヶ浜」なんだそうです。信じられないくらい透明度が高く、大潮の時に沖合1.5キロの場所に、気まぐれに白浜出現! この島に逢えるのだろうか? 春夏のみ、その日の天候、大潮の日、時間が限られているというのも、運次第というわけです。

P1200246

 6年前は、与論島についてそんなに調べることもなく、クライアントさんにお会いすることもできるし、案内してくださるし! という考えが私のスタンダード。上海も、NYも、UKも…途中までは1人だけど、現地で知り合いを訪ねるという旅行をしていました。
 でもそういう旅行の仕方を完全に変えたのが、2011年の「南仏ひとり旅」。それからのひとり旅の積み重ねで、「自分はどこに行きたいのか?」と常に問いかけることが習慣となり、そう問いかけると、いくつか案がでてきて、そのなかでもさらに心がベストと感じられるところまで、「その感じ」を確かめて、「よし、ここにしよう!」と決める。不思議なことにそうやって決めると、お天気に恵まれ、ナイスショットが撮影できてしまうのです。

 今回は8月31日、一点狙い。やっぱりというか、朝起きてみると快晴でした! この日の大潮にあわせて、宿泊先からバスが出ています。ラッシュガードにトレンカを履いて、帽子をかぶり、超重装備で行きました。1時間も太陽の下で過ごすことになるので。

 百合ヶ浜へつくと、あまりにも美しい光景が広がっていました。白い砂とエメラルドグリーンの海。そして青い空。ガイドブックでも溜息がでるほどでしたが、実際に降り立ってみると、みんなをここに連れてきたくなります。(笑)これ以上、お天気がいいということはないほどのクリアーブルースカイ。一瞬一瞬を映像にも残していきました。映像を残そうとすると、ファインダーより新たなる発見をすることがあり、ただ見ているだけよりも、私にとって深まるのです。

P1190976

 砂浜からグラスボートが出ており、海の真ん中に出現する島へ進みます。グラスボートは、韓国人の女の子たちも乗っていました。「日本語分からないから、あのおじさんが何を言っているか?教えてくだい」と、英語で言われました。韓国人のほうが日本人よりも英語教育に力を入れていると聞いたことがありましたが、発音もいいじゃないですか! 驚いたな〜。
P1190980

 エメラルドグリーンの海を進みます。途中、サンゴ礁付近でボート内のガラスからカラフルな魚たちが横切りました!カワイイ! 上から魚の群れを見ると、ヨコから見るよりも勢いがわかります。小さめな魚がシューっと横切る度にみんなで感嘆の声を上げていました。




 だんだんと白砂出現スポットへ。海の真ん中なのに普通に人が立っている。あるいは座っている! 花嫁までいる!海の中央ということで、砂が違う。砂というよりも粒子。星砂。波の音は、ザブーンというよりも、「プクプク、ザブ。ポチャン」という、どちらかというと「すすぎ」のような音。チャポチャポ感が本当に癒されます。



P1200005

P1200006

P1190995

P1190994

P1200011


 心地よい風、完璧なブルーのビジュアル、海の真ん中の上を通る風。不純物のない空気。まさに天国のようなという表現がぴったりです。1時間くらい、自由時間となり、シュノーケルする人もいれば、ただ、ぽちゃぽちゃしているひともいれば、温泉のように浅い水につかりながら語っている人もいれば、空を見上げて浮いている人もいました。

image




 この日は一番浅くて水深20センチくらいでしょうか。時間とともに、もっと浅くなっていき、ピークを越えると、海の真ん中にできた夢の砂浜は消滅してしまいます。再びボートで現実世界へ戻りました。

P1200015


 コテージに戻り、お腹がすきすぎていたため、とりあえず、ほとんど食べることなんてないカップラーメン対応。味は、沖縄ソーキソバ(ミニ)にしておきました。このあと、「海カフェ」で食事をするためです。

 海カフェは、リゾートから自転車で15分くらいのところにあります。6年前の与論島の旅のとき、そこしかカフェがないという状況でしたので、3日間も通ってしまいました。初めて一人で行ったときには、「何もしない旅」をしようとしたのに、カフェに着いたら、早速三脚を組み立ててまで、ブログにアップする写真を撮ろうとしている自分を発見しました。(笑)

img_lab07_03

※ちなみに2010年10月の海カフェ。

「違う違う、何もしないんだ」。

 すると、雨が降ってきてしまって、自転車も不可能になりました。何もしないで数時間、そこにいることを余儀なくされました。
 その間に、父と息子がカフェに入ってきて、「夢の話」をしていたのです。そのときに「私は、夢を叶えて今ここに来られているんだ」と、初めて自分の今の状況に気付いたというか。

 そんな海カフェへ6年ぶり。道も何となく覚えていました。今の方が体を鍛えているので、自転車の勢いが違います。道が空いているのをいいことに、片手運転でビデオを撮影する余裕まで。

 懐かしの海カフェへ。扉ができて、おしゃれになっている!
P1200142
 
P1200025

P1200026

 カフェには男性が二人いましたが、私が入ってまもなく出ていかれて、そのカフェのなかで、椅子が一番特等席っぽい場所が空きました!

P1200032

P1200028


 「こちらに移動しますか?」
(あ、深津絵里似のお姉さんだ!)6年経過したけれど、全く変わっていない。それどころか、カフェのインテリア、メニューはUPDATEされており、さらにパワーアップしている様相です。

「6年前に来たんですけど、インテリアがさらに素敵になっていますね!」
「6年前…。なにも覚えていないですね〜。インテリアはちょくちょく変えています」

P1200036

 お姉さんのビジネスも続いていたんですね〜。しかも、過去は切り離すタイプのようです。ちなみに、きっと30代後半かと思います。

 メニューをじっくり選びまして、ワッフルと自家製ジンジャーエールにしてみました。私が、写真やビデオを撮影している間だけ、カフェは貸し切り状態に。終わると、まもなくして、女性のお客様ばかりが訪れて、カフェのなかは私を含めて7人に。お姉さん、マイペースにやっています。ここは昔と変わらない。

P1200039

 今回は、「何もしない」という制約がないので、(笑)気の向くままに写真を撮ったり、ビデオを撮ったり、やはりファインダーの中から覗く作業がどうも好きです。
 そんなとき無心になっているし、目には見えていなかった光を発見したりして、光は全体の雰囲気づくりとして大切なんだということも気づいたりします。



 写真にワッフルを収めるくらいではみえていなかった、アイスクリームの「球」がピンポン玉のような完璧な丸に仕上がっているのも見えてきて、お姉さんの匠の技だなぁと感じて、もったいぶるようにアイスを口に運びました。ミントの位置もおしゃれだし。このリンゴも美しい! デザートを食べているつもりが、いつの間にか美術館。もっとこの場所にいたかったけれど、近くに美しいビーチがあるので、店を後にしました。また行きたい!

P1200053

 海カフェは丘にあるので、「ウドノスビーチ」まで自転車で一気に下がります。あとのことはそのとき考えよう。(笑)

 ウドノスビーチ、at 4:30pm。低めの太陽が斜めから砂浜を照らし、砂のしっとり感がなんともいえません。

P1200066
P1200071
P1200072


 ビーチの近くの水道で足の砂を落とし、自転車を手で押しながら坂道をアップ。海岸線の平坦な道を走っていると、島の中学生が部活中でしょうか。自転車の私を楽々と追い越していきました。

 18時過ぎにコテージに到着。シャワーを浴びて、今日の夕食は地中海レストランのほうにしてみました。夜になると真っ暗すぎて、自転車も19時まででレンタル終了ということで、せっかくレストランを教えていただいていましたが、外に出るのは断念です。

 夕食は、「アグー豚のソテー」。旅行に来ると、毎日のジムよりもさらに運動量が増すので、お腹がすきすぎます。ゆっくりと満喫して、星空観測してから、部屋に戻り、動画作成、写真の整理やら、いろいろと作業して就寝しました。昼に百合ヶ浜にいたことが、もう昨日のことのように。夢のような時間でした。



海カフェ Facebook
★与論島ひとり旅日記〜百合ヶ浜 海Cafe+ウドノスビーチ