4日目 曇り。
朝6時起床。Parisに来るたびに、行きたいと思っていたモネの庭のツアーを予約していました。Parisの郊外のジバルニーにモネの43歳から晩年にかけて住んでいた家があります。
朝早いので、サンドイッチを買ってからバスに乗りました。
おおよそ1時間半くらいで到着です。添乗員さんは、日本人だけれども、フランスのほうが長いという方でした。50代の女性のでしょうか。途中に入る小話がちょっと面白くて笑ってしまいます。でも、しばらくするとその声が、だんだん子守唄になってしまいました。
気づいたら、もう郊外で、高速を下りていました。セーヌ川が、ここまでも続いていたんですね。添乗員さんがセーヌ川源泉へ行った話をしていました。
ジバルニーに到着。羊や牛も見かけるほど、とってものどかな場所でした。アメリカの印象派美術館がちかくにあるとのことで、アメリカ人観光客がものすごくいっぱいいました。最近、NYへ行っていないので、アメリカ人って、カラフルで大きいなぁと、久々に思ってしまいました。
入口に到着。さっそく、モネの「睡蓮」の池へ。
空気がとても澄んでいます。思いっきり深呼吸しました。マイナスイオンの香りでしょうか。体の奥深くまで空気が入り込んで行きました。
添乗員さんに撮っていただきました。昨日買った服を着ています。
日本の美術展でも、オランジェリー美術館でも美しさに魅了された、あの絵の現物が目の前に現れました。思ったよりも大きな池でした。小川のせせらぎも敷地内にあり、絶え間なく水が流れていました。初夏ではないので、睡蓮は季節ではありませんでしたが、秋の季節に相応しく、紅葉の赤が曇りの空でも映えて、薄暗い池を照らしていました。青空だったら…と願いたいですが、モネも曇りの日に、もしかしたら、絵を描いていたかもしれません。私は、絵を描けませんが、写真の構図を考えることはできます。この池に対して、どこのポジションが一番美しいのか? 自分なりに探して見つけた構図からの写真がこちらです。コントラストを出すために、色が濃くなる設定で写真を撮りました。まるで、印象派の絵のような映り方になりました。
次に、モネの家見学です。私の部屋に、モネの庭のひまわりと子供の絵を飾っています。いつも部屋の中で観ている、その光景と同じ構図で写真を撮ってみました。季節柄、ひまわりではありませんが、黄色いお花が咲いていました。絵と同じく、遠近法で道が映りました。この場所で、モネは絵を描いていたんですね。
それから、モネの家の中に入ります。大混雑でした!
そして、驚くべきことがありました。な、なんと、家の中は、日本だったのです。浮世絵がひしめくようにいっぱいに飾られていました。モネ、浮世絵コレクターです。日本人が堂々としていられる状態だったのですが、それよりも驚きすぎて、逆に恐縮でした。ドビュッシーもそうでしたが、この時代は、日本ブームだったのでしょうか。
モネの庭は、10月で観光シーズンは終了のようです。冬になると、お花もおやすみだからのようです。季節ごとに花の色も変わるでしょう。睡蓮の時期なんてきっと大混雑なのでしょうね。とっても癒されました。
Parisへ戻るバスは、人身事故で1時間半の交通渋滞に巻き込まれました。事故現場を通ったとき、車の後部座席がペシャンコになっていて驚きました。ニュースによると、子供たちも乗っていたようです。ご無事であることを祈るばかりです…。
14時頃戻りました。いる場所がオペラ座付近ということもあり、日本料理屋も多いのです。野菜炒め定食が食べられるお店にしました。炒め物なので、ハズレということも少なそう。久々のもやしに胃袋も満足です。(笑)
そのあと、カフェに入りました。オペラ座を真正面に見ながらいただくコーヒーとデザートは格別でした。
オペラ座付近をそのまま散歩することにしました。ガイドブックに書いてある、パリジェンヌ御用達のお店をなかなか発見できず、ギブアップ。仕方なく、プランタンに入ることにしました。で、気づいたのですが、プランタンならば、Parisご当地ブランドが揃っているではないですか!路面店慣れしていたので、デパートという発想を忘れていました。
結局、1時間以上滞在し、2着購入できました。
★De Petits Hauts
ボタンが気に入りました!
星のデザインとか、エッフェル塔とか、とってもかわいらしいブランドです。
★Hartford
うっすらと星が見えるシャツ。カジュアルですがエレガントなブランドです。
こんな感じのシャツ、パリジェンヌっぽいですよね。
ピンクがかわいくて思わずパチリです。
それから、ホテルのほうに戻ることにしました。マレのホテルは、有名なMerciと同じ通りに面しているのです。Merciと付近の子供服のお店をちらっと覗いて、もう時間は19時。Parisでは、お店が終わる時間です。散歩がてら15分くらい歩いて、ホテルに到着しました。
すこし、ブログを書いてから、夕飯の場所を探しました。「ななし」というお店が、ヘルシーでリーズナブルとFigaroに書いてあり、とても近いので行ってみることにしました。
時間は21時です。フランスの人たちの食事の時間は遅いので、私も21時に抵抗なくなってしまいました。
お店についてみると、ものすごく混雑。でも、きょろきょろしてみたら、テイクアウトの入れ物が置いてあるではないですか。「ベントウ」というのがあると本に書いてあったので、きっとそうかなと思っていたんですよね。
でも、どこで頼むのだろう…。困っていると、パリジャンが助けてくれました。「ここで頼むんだよ。種類は、魚と豚肉とがあるよ。ベントウと言っても日本のとは違うけどね」と。豚肉を選んだら、パリジャンが、「プロテインを取りたければ、豚肉もいいよね」と。プロテイン? と思ったら、豚の角煮でした。
ホテルに持ちかえり、さっそく開けてみると、確かに野菜がいっぱいで、お米じゃなくて、麦系のものになっていました。豚の角煮の味付けは、そのものです。このお店は、日本人が経営しているそうなので、味付けが日本風味のようでした。しかし、見たことのない野菜ばかり! 子供が、はじめての素材を口に入れる時の気持ちが、なんとなくわかりました。「なんだこれ? とりあえず、口に入れてみよう」という。
そういう体験って、なかなか少なくなってきているから、野菜でそういう感覚を味わえるというのは面白いことですね。結局頑張ってみて(笑)7割は食べました。
道に迷ったり、電車を何度も乗り換えたり、移動距離が長いから、1日があっという間に感じます。だけど、全然歩き疲れないのは何でだろうか。Parisの街自体が癒される風景であるのと、カイロプラクティク効果もかなりありますね。そしてなにより、自分自身もリラックスしているからでしょう。旅の疲れが全くないです。
明日は、バトームッシューのランチクルーズがメインとなりそうです。
朝6時起床。Parisに来るたびに、行きたいと思っていたモネの庭のツアーを予約していました。Parisの郊外のジバルニーにモネの43歳から晩年にかけて住んでいた家があります。
朝早いので、サンドイッチを買ってからバスに乗りました。
おおよそ1時間半くらいで到着です。添乗員さんは、日本人だけれども、フランスのほうが長いという方でした。50代の女性のでしょうか。途中に入る小話がちょっと面白くて笑ってしまいます。でも、しばらくするとその声が、だんだん子守唄になってしまいました。
気づいたら、もう郊外で、高速を下りていました。セーヌ川が、ここまでも続いていたんですね。添乗員さんがセーヌ川源泉へ行った話をしていました。
ジバルニーに到着。羊や牛も見かけるほど、とってものどかな場所でした。アメリカの印象派美術館がちかくにあるとのことで、アメリカ人観光客がものすごくいっぱいいました。最近、NYへ行っていないので、アメリカ人って、カラフルで大きいなぁと、久々に思ってしまいました。
入口に到着。さっそく、モネの「睡蓮」の池へ。
空気がとても澄んでいます。思いっきり深呼吸しました。マイナスイオンの香りでしょうか。体の奥深くまで空気が入り込んで行きました。
添乗員さんに撮っていただきました。昨日買った服を着ています。
日本の美術展でも、オランジェリー美術館でも美しさに魅了された、あの絵の現物が目の前に現れました。思ったよりも大きな池でした。小川のせせらぎも敷地内にあり、絶え間なく水が流れていました。初夏ではないので、睡蓮は季節ではありませんでしたが、秋の季節に相応しく、紅葉の赤が曇りの空でも映えて、薄暗い池を照らしていました。青空だったら…と願いたいですが、モネも曇りの日に、もしかしたら、絵を描いていたかもしれません。私は、絵を描けませんが、写真の構図を考えることはできます。この池に対して、どこのポジションが一番美しいのか? 自分なりに探して見つけた構図からの写真がこちらです。コントラストを出すために、色が濃くなる設定で写真を撮りました。まるで、印象派の絵のような映り方になりました。
次に、モネの家見学です。私の部屋に、モネの庭のひまわりと子供の絵を飾っています。いつも部屋の中で観ている、その光景と同じ構図で写真を撮ってみました。季節柄、ひまわりではありませんが、黄色いお花が咲いていました。絵と同じく、遠近法で道が映りました。この場所で、モネは絵を描いていたんですね。
それから、モネの家の中に入ります。大混雑でした!
そして、驚くべきことがありました。な、なんと、家の中は、日本だったのです。浮世絵がひしめくようにいっぱいに飾られていました。モネ、浮世絵コレクターです。日本人が堂々としていられる状態だったのですが、それよりも驚きすぎて、逆に恐縮でした。ドビュッシーもそうでしたが、この時代は、日本ブームだったのでしょうか。
モネの庭は、10月で観光シーズンは終了のようです。冬になると、お花もおやすみだからのようです。季節ごとに花の色も変わるでしょう。睡蓮の時期なんてきっと大混雑なのでしょうね。とっても癒されました。
Parisへ戻るバスは、人身事故で1時間半の交通渋滞に巻き込まれました。事故現場を通ったとき、車の後部座席がペシャンコになっていて驚きました。ニュースによると、子供たちも乗っていたようです。ご無事であることを祈るばかりです…。
14時頃戻りました。いる場所がオペラ座付近ということもあり、日本料理屋も多いのです。野菜炒め定食が食べられるお店にしました。炒め物なので、ハズレということも少なそう。久々のもやしに胃袋も満足です。(笑)
そのあと、カフェに入りました。オペラ座を真正面に見ながらいただくコーヒーとデザートは格別でした。
オペラ座付近をそのまま散歩することにしました。ガイドブックに書いてある、パリジェンヌ御用達のお店をなかなか発見できず、ギブアップ。仕方なく、プランタンに入ることにしました。で、気づいたのですが、プランタンならば、Parisご当地ブランドが揃っているではないですか!路面店慣れしていたので、デパートという発想を忘れていました。
結局、1時間以上滞在し、2着購入できました。
★De Petits Hauts
ボタンが気に入りました!
星のデザインとか、エッフェル塔とか、とってもかわいらしいブランドです。
★Hartford
うっすらと星が見えるシャツ。カジュアルですがエレガントなブランドです。
こんな感じのシャツ、パリジェンヌっぽいですよね。
ピンクがかわいくて思わずパチリです。
それから、ホテルのほうに戻ることにしました。マレのホテルは、有名なMerciと同じ通りに面しているのです。Merciと付近の子供服のお店をちらっと覗いて、もう時間は19時。Parisでは、お店が終わる時間です。散歩がてら15分くらい歩いて、ホテルに到着しました。
すこし、ブログを書いてから、夕飯の場所を探しました。「ななし」というお店が、ヘルシーでリーズナブルとFigaroに書いてあり、とても近いので行ってみることにしました。
時間は21時です。フランスの人たちの食事の時間は遅いので、私も21時に抵抗なくなってしまいました。
お店についてみると、ものすごく混雑。でも、きょろきょろしてみたら、テイクアウトの入れ物が置いてあるではないですか。「ベントウ」というのがあると本に書いてあったので、きっとそうかなと思っていたんですよね。
でも、どこで頼むのだろう…。困っていると、パリジャンが助けてくれました。「ここで頼むんだよ。種類は、魚と豚肉とがあるよ。ベントウと言っても日本のとは違うけどね」と。豚肉を選んだら、パリジャンが、「プロテインを取りたければ、豚肉もいいよね」と。プロテイン? と思ったら、豚の角煮でした。
ホテルに持ちかえり、さっそく開けてみると、確かに野菜がいっぱいで、お米じゃなくて、麦系のものになっていました。豚の角煮の味付けは、そのものです。このお店は、日本人が経営しているそうなので、味付けが日本風味のようでした。しかし、見たことのない野菜ばかり! 子供が、はじめての素材を口に入れる時の気持ちが、なんとなくわかりました。「なんだこれ? とりあえず、口に入れてみよう」という。
そういう体験って、なかなか少なくなってきているから、野菜でそういう感覚を味わえるというのは面白いことですね。結局頑張ってみて(笑)7割は食べました。
道に迷ったり、電車を何度も乗り換えたり、移動距離が長いから、1日があっという間に感じます。だけど、全然歩き疲れないのは何でだろうか。Parisの街自体が癒される風景であるのと、カイロプラクティク効果もかなりありますね。そしてなにより、自分自身もリラックスしているからでしょう。旅の疲れが全くないです。
明日は、バトームッシューのランチクルーズがメインとなりそうです。
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