毎日映画を観ることが続いています。
4日前に観たウディ・アレンの『恋のロンドン狂騒曲』。
iPhoneで観るのは本当に手軽で、1回通して、
2回目は、自分が使いたい単語を拾うようにして観ています。

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内容としては、離婚したり結婚したり不倫したり再婚したり、
破談になったり、メイン主人公4人の恋話を1つの映画に盛り込んでいる
ウディ・アレンの絶妙なバランス感のある映画でした。

そのなかで、結局、幸せになるのは、占いや前世と来世の存在を信じることで、
自分が立ち直れていった60代くらいのスピリチュアル好きな女性。

コメディーなのですが、コメディーとして観ていない私もいて、
「前世」「来世」という考え方をしたことはこれまでもあったけれど、
もう少し深くフォーカスしてみようかなと、ふと思ったのです。

自分のなかでのミステリアスなことについて、
前世の視点から考えてみるとわかるかもと。

それは、トライはするけれど、何度もうまくいかないなぁと
小首をかしげるようなことです。
うまくいかなかった瞬間、何度も同じ感情を味わうのです。


失敗することで、確かに賢くはなっているのですが、
賢くなるとかそういうことじゃなく、何かしらの視点の変化を
もたらさないと、来世の私が迷惑するんじゃないかと思いました。


一度ヒプノセラピーを通じて、前世のイメージを
自分の潜在意識の中で観たことがあるのですが、
ときたま、その人が私の行動を強制終了するようなことを
しているのではないかと、ふと思ったのです。

まあ、その人と言っても、自分のことでしょう。
これをやめさせるにはどうしたらいいのか?
何に気づかせたらいいのか? と。

そうしたら、今まで考えもつかなかったアイデアが出てきました。
でも、それはシンプルな方法でした。

「もうその感情は十分に味わったので、手放します」ということ。
今の自分より前世の自分に伝えるように言い、手放す儀式をしてみました。


もしかしたら、前世は日本人じゃなかったかもしれないので、(笑)
『モリー先生との火曜日』にあったこの部分も引用しておこう。

“If you hold back on the emotions - if you don't allow yourself to go all the way through them - you can never get to being detached, you're too busy being afraid. You're afraid of the pain, you're afraid of the grief. You're afraid of the vulnerability that loving entails. But by throwing yourself into these emotions, by allowing yourself to dive in, all the way, over your head even, you experience them fully and completely. You know what pain is. You know what love is. You know what grief is. And only then can you say, "All right. I have experienced that emotion. I recognize that emotion. Now I need to detach from that emotion for a moment.”