ジェニファー・ローレンス主演ということで、マット・デイモンの『オデッセイ』以来のSF映画へ。オデッセイは、宇宙にひとりぼっちでしたが、今回は宇宙に男女ふたりぼっちです。
「90年後に到着する惑星で生きていく」という趣旨で集まった5000人の冬眠装置のカプセルに入ったままの乗客を乗せた宇宙船のなかで、誤作動で一人だけカプセルが開いてしまって、1年後、2人目のカプセルも開いてしまって、2人になって行くのですが…。
90年後に目覚めるはずの冬眠装置のカプセルから出てしまったわけだから、カプセルに戻りたいと考えて、どうにかこうにか、色々と試行錯誤するのですが、何をしても太刀打ちできずに、ついに「参りました」という感じで、結局「今を幸せに生きる」ことについて、考え出すのです。
1年後、2人目のカプセルが開きましたが、やっぱり2人目も、カプセルに戻りたいと考えて、どうにかこうにか試行錯誤。しかし、やっぱり太刀打ちできず、「参りました」となって、「今を幸せに生きること」について考えました。それで、SFロマンスですので、幸せな二人の時間を、ジェニファー・ローレンスのサービスショット満載で、いかにもアメリカンムービーな感じで、それに、何十年か先の宇宙の旅ってこうなのかも?! という、未来のジャーニーについて、宇宙旅行会社の旅行説明会に出ているかのような気分にもなっている自分がいました。(笑)ほんと、よくできているんですから!
ところどころも笑えるのですが、途中から、ある事実を知らされて、笑えなくなっていきます。が、やっぱり、ジェニファー・ローレンスしか、できないだろうなという、激しいヒロイン。 'You die, I die!' と叫ぶジェニファー・ローレンス。宇宙船の中のバーテンロボット、Michael Sheenも最高です。私にとっては、SFラブコメでした。おもしろかったな!
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