今日で最後というのに朝寝坊してしまいました。10時起床。逆に生活に慣れてきたのかもしれません。そういえばB&Bというのは、まったくホテルと事情がちがくて、毎日のベッドメイキングもこないもの。そうかなと思いながら、私は日本からマイクロファイバーダスターと20ℓのごみ袋を3枚持ってきていたし、初日にNYの無印良品でフローリングワイパーも購入しました。なので夜に部屋に戻ってくるたびに、「あれ?今日はベッドメイキングしてくれたのかな?」と思うほど綺麗に過ごしています。

 寝坊したのが逆にいい感じに勘が働き、いつも歩く駅のほうでなく右を曲がってみると、ナチュラルテイストのカフェを見つけました。Brooklynの中心のBedfordも行ったけれど、宿の近くに一番好みの場所がありました。メニューもわかりやすく、食べたいものを見つけられてオーダーしてみました。

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 まず最初にコーヒーがこのジャーできて、大きさにびっくり。どこの豆なんだろう? やたらと美味しいコーヒーでした。最後の日、空港に向かう前のノマドはここで決まりだ!
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 オムレツの中にアスパラが入っています。ルッコラ好きとしても嬉しい組み合わせ! 添えてあるフランスパンもGOODでした。

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 お店の中で、黒人の男性が赤ちゃんを抱っこしている女性に何かを話しています。こういう時はヒアリングが難しい。「ナマステ」って何度も言っているように聞かれたけど、これってヨガの「ナマステ?」(笑) そのほかに想像ができない。
 そこに、今度は部外者の黒人の女性が仲裁しようと入っていきました。そうしたらなぜか「I'm sorry.」と言い出して。なんだか、人のことをどこかほっとけないというのが、USAの人たちにはあるのでしょうか? 地下鉄でもよく人に席を譲る光景が見られます。「あなた、ちょっと疲れてそうだからどうぞ」とか。それかみんなiPhoneをいじっているか、寝てるか。Parisだと寝ている人はだれ一人いないから、地下鉄一つとっても色々と国民性が見られるもんですね。私も譲る機会がありました。

 さて、ブランチを済ませた後、一番の目的へ。Woody AllenがBrooklynで2つ目の家と話していた、E 12th へ行ってみることにしました。Google Street Viewで場所も確認済みです。(笑) 私はBrooklynでもダウンタウンに宿泊してますので、同じエリアなんです。

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 Avenue Mという駅で降りて、その場所まで7分くらいの道のりです。それにしても気温28度くらいあって、暑すぎる! なのに、帽子をかぶる男性が。そうか、Woody Allenはユダヤ人だから、このあたりに住んでいたのもあるのかな? その帽子はユダヤ信者が頭に乗せている小さな帽子、キッパ(kippa)のようです。小さい子供も被っていました。

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 さてさて、Google Street Viewで見えていた風景が視界に入ってきました。あった! 映画の中で説明していたこのお家だ。既に見ていたので、それほどの驚きはありませんでしたが、(笑)来たぞ! という感じ。未来を創るのは行動がすべてですので、これがどう未来へどうつながっていくのかってところですね。

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 暑い中でしたが、同じ駅に戻らずに、一つ手前の駅の方へ戻ることにしました。しばし住宅街をお散歩です。そこから一気にマンハッタンへ! Paris子供服の店Bonpoitへ直行。

 80坪くらいある店舗で、0歳児から12歳にまでの子供服&雑貨がいっぱいです。ただ高級子供服のため、私もParisでヴェロアのカバンを1つ買ったことがあるのみ。ところが、今回はSALEシーズンのため、対象すべてが4割引きとなっていました。子供服ってすぐに身長が伸びていくので、長く使えるためにさんざん選んだ末、高級(笑)ナップザックにしました! 二人いるから色違いで。そのほか、友達の赤ちゃんにも叔母さん気分で1歳児へのプレゼントを! 今回、お買い物はそれくらいですね。1時間くらい居たでしょうか? すべての服がかわいすぎて、癒しの時でした。
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 もう15時になっていました。とりあえず水くらい飲まないとと思い、DEAN & DELUCAへ。そして、急遽2日前に「社交ダンスのコンペティション」を観に行く予定が入ったので、BrooklynのMarriottへ! そのまま直行できるようにワンピースとゴールドのサンダルを携えて来ました。着替えたりするので少し余裕をもって行きましたが、電車をUPTOWN行きとDOWNTOWN行きと間違えてしまい、地上に出て戻りましたよ。旅行ではよくありがちなミス。

 ダンスのコンペティションに誘ってくれたのは、2012年に品川でたまたま入ったお寿司屋でお友達になった英国人の社交ダンスの世界チャンピョンです。私より5歳年上で、今はジャッジの仕事で世界中を飛び回っています。最後に会ったのは2年前くらいでしょうか。日本にもジャッジの仕事やレッスンの仕事でよく来る人です。途中会っていなくても、たまにインスタにイイネしてくれて、何気に繋がっていました。なのでNYへ行くのだから、挨拶をしておこうと思ったのです。そうしたらちょうど、NYとBrooklynでダンスのコンペティションの週でした。その前はほかの国にいたようで、しかも7月3日にまた日本にやってくるとか。私が2日に帰国ですから、また日本でも会うかもしれません! 絶妙なタイミングとなりました。

 コンペティションは、プロとアマと行われていて、基本的にチケットを買えばだれでも入ることができます。ただ昼は$25でアマ。夜は$70でプロと違いがありました。友人に会うのが目的でしたので、夕方くらいに行くことにしました。アマチュアですが、優雅なダンスに涙が出てきたほどです。しかも、4年半前の出会いがこんなところに繋がっているとは、人生っておもしろいなと振り返りました。
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 夜まで時間があったので、Barで会えることに。彼のクライアントも来ており、「夜は見ないの?」と質問が。私が正直に「さっき沢山プレゼントを買ってしまったので・・」というと、「私は見たいところだけ見て帰るから、チケットをあげるわよ!」とおっしゃってくれました。友人も「プロとアマは全然違うからそれがいいよ!」と言って、その流れで夜も2時間くらい観ていかれることになったのです! 2時間くらい散歩と「Shake Shack」で時間つぶしです。チキンドックを頂きました。このお店も既に日本に来ていて、恵比寿で入ったことがあります。そういえば、コーヒーがないんですよね。

 約束の時間にマリオットに戻ると、先ほどの女性がいらっしゃいました! チケットをもって。再入場のスタンプが既に押されているだろうから、このチケットを見せるだけでOKよ! と。そのとおりに入口に行きましたが、私のスタンプが消えていた?! ライトを当てても腕にスタンプが浮いてこない? あれ? とやっていると「違う日じゃないか?」とか疑われて、チケットを見せるとすぐに納得してくれて、スタンプを再度押してくれました。一体、さっきはどこにスタンプが押されたのか? 私も謎です。(笑)

 無事に会場に入ると、ノリノリのラテン系ダンサーたちが舞っていました。確かにプロとアマでは違いがありすぎる?! キレッキレのダンス。凄いライブは! 私の友人はワルツとかタンゴとかそっち系のダンサーなので、そのときにジャッジの仕事をしているようでした。同じ社交ダンスでもジャンルが違いがあることも初めて知りました。ちなみに、左のオレンジのドレスの人と被るように映っているのが、友人であるダンスの世界チャンピョンです。ブラッドリークーパーを面長にしたようなイケメンです!

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 ワルツを優雅に踊っているダンサーたちは、まるでメリーゴーランド。皆さんよくぶつからないなぁ。コンペティションのため、同じ音楽でほかのグループたちが入れ替わりで入ってきます。どのペアーとも踊りもかぶらない。クリエイティブ&アクロバティックな動き。感心しきりでした!

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 ワンピースを持っていってよかったし、キラキラサンダルを買ってよかったけれど、日本では背の高い私でも、アメリカに来ると子供です。(笑) Barの席でダンサー友人の生徒とみられる英国人の若いダンサーが、「この人はあなたの娘さん?」と、50代くらいの友人のクライアントのマダムに向かって言われたほどでした。面白い!

 2時間も夢中で鑑賞して、電車1本で帰宅できました。このダンスを見に来る予定も決まっていたかのような宿の位置。
 次の日はダンスのために日程を変更してもらえたクライアントさん(クライアントさんもBetterでした)との朝7時のセッションのためにすぐに寝ることにしました。